劣化を防ぐ、お墓の掃除方法

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どんなものであっても時間が経てば汚れていきます。お墓もそうです。部屋や家にあるものは、暮らしていると汚れが目につくことも多く、こまめにお掃除することも多いです。しかし、見る頻度が低ければ汚れに気付かずにいることも多くなります。

皆さんは、どれくらいの頻度でお墓参りに行きますか?命日、お盆、お彼岸などにお墓参りする方は多くいらっしゃると思いますが、それでもお墓参りは年に数回ですよね。あまりお墓に行かずにいると、気付けばお墓が荒れ放題になっていることもあるでしょう。

亡くなった方が眠るお墓ですが、荒れ放題になっていては申し訳なく思ったり、気の毒にも思えます。どんなものでも掃除やメンテナンスを必要とするように、お墓にも掃除やメンテナンスが必要です。今回は、お墓の掃除について特集していきたいと思います!

時間が経てば、お墓も劣化する

建立したばかりのお墓は、ピカピカに磨かれていて光沢がありますよね。しかし、時間の経過と共に汚れが付着し、傷み始めます。お墓の劣化は、どのようにして起こるのでしょうか?

墓石に使われている石は、吸水率が低く、高度が高い、耐久性に優れたものです。床などに使用されることもある大理石と墓石を比べると、墓石の方が頑丈なのです。しかし、いくら頑丈だとは言っても、お墓は外にありますので一年中風雨や直射日光にさらされています。ですから、頑丈な墓石であっても、遅かれ早かれ汚れが付着して劣化していくのです。

建立されてから2~3年のお墓は、一見すると綺麗に見えます。しかし、この時点で既にほこりや排気ガス、油などが付着しています。特に都市部にお墓がある場合には、排気ガスを含んだ黒い油汚れが沢山付着することも多いです。この汚れを放置していると、カビ、シミの原因となり、劣化を早めてしまいます。

建立から10~15年のお墓は、急速にシミが増え始めます。特に、手入れを怠っていた墓石の場合には、カビが大量発生することもあります。カビを取り除かずにいると、墓石の劣化は急速に進行してしまいます。

建立から15~20年のお墓は、墓石の風化が少しずつ始まり、表面は光沢感がなくなり、ざらつきが目立つようになります。この頃には、表面にある凹凸が目に見える大きさになり、カビや汚れの付着も多くなります。また、ヒビ割れが生じることもあります。

建立から50年以上経ったお墓は石の風化が進行し、石の内部に含まれる鉄分が表面に現れ、サビになることがあります。また、カビ、コケ類、微生物などの付着により、墓石が真っ黒に変色してしまうこともあります。

人間の老化現象と同じで、お墓も時間の経過と共に劣化していきますが、お墓参りに行った時にしっかりと掃除やお手入れをしておくようにすれば、何もしないより劣化の進行を遅らせることができます。お墓は高い買い物ですし、新しくする時のお引っ越しも大変です。ですから、お墓参りの時には掃除するようにしましょう。

お墓掃除に使う道具

何でも長持ちさせるためには、日ごろの掃除とメンテナンスが必要です。お墓の劣化を送らせるためにも掃除は必要不可欠です。お墓を掃除すると聞くと、お墓は石で出来ていますから、表面に付いた汚れをタワシでゴシゴシと磨いて落とすものだと連想しやすいですが、タワシでゴシゴシと磨くとキズが付いてしまいます。墓石の中にはコーティングされている物もありますので、掃除をする時にいきなりタワシで力強く磨くのはやめましょう。

タワシで磨かないのならば、お墓掃除ではどのような掃除道具を使えばいいのでしょうか?ここでは、お墓掃除をする時にあると便利な掃除道具を以下に紹介します。

・歯ブラシ
・スポンジ
・墓石用洗剤
・雑巾
・植木のお手入れ用のスコップや鎌
・植木のお手入れ用の剪定用ハサミ
・玉砂利を洗浄するのに使うザル
・タワシ(金属たわしのような固いものは避けましょう。)

お墓の掃除方法

掃除道具を準備したら、お墓の掃除を始めましょう。しかし、どのような順番でどのように掃除したらいいのでしょうか?ここでは、掃除の内容と手順を見ていきましょう。また、墓石に特殊なコーティングをしている場合には、業者にお手入れ方法を確認してから掃除を始めるようにしましょう。

最初に、敷地内のお掃除です。自分の家のお墓の敷地の落ち葉を集めたり、雑草を刈りましょう。また、敷地内に植木があるのならば、剪定もしましょう。そして、砂利が汚れている場合には、砂利をザルに上げて水洗いをして綺麗にしましょう。

次に墓石のお掃除です。墓石に汚れが少ないようであれば、水を含ませたスポンジで墓石を洗います。墓石にはコケがついていることがありますが、コケはつけたままにしないで取り除きましょう。その方が、墓石が長持ちします。

頑固な汚れがついているところは、石材専用の洗剤を使って洗いましょう。この時、墓石を洗う前に目立たないところでチェックしてから使うようにしましょう。文字の彫刻の部分は凹んでいますので、歯ブラシを使って磨きます。歯ブラシは細かい部分のお掃除に使えるので、用意しておくと便利です。

墓石を綺麗にし終わったら、花筒や線香皿などステンレスの小物類を取り出して綺麗に洗いましょう。最後に乾いたタオルで全て水分を拭き取れば終わりです。

お墓参り代行を利用する

出来ることならば、お盆やお彼岸、命日などにはお墓参りに行き、自分の手でお掃除したいと考える方は多いと思います。しかし、忙しかったり、病気やケガをしていてお墓参りに行けないことだってあります。また、自宅からお墓まで遠いと、行く機会も少なくなってしまいます。

なかなかお墓参りに行けてないと、それが気がかりになることもありますよね。そんな時には、お墓参りの代行サービスを利用してみてはいかがでしょうか?現代には様々な代行サービスがありますが、最近密かに話題になっているのがお墓参りの代行サービスです。

この代行サービスは、お墓が遠方にあってなかなか足を運べない方、体力に自信がない方、自分で行くことはできなくても定期的にお墓を掃除したい方など、お墓参りに行けない方に代わって、お墓の掃除をしたり、線香やお花を供えてお参りするサービスを行っています。

お墓参りを他人に依頼することに抵抗のある方もいらっしゃるかもしれません。しかし、サービスを利用する人のほとんどはお参りしてもらうことよりも、お墓のお掃除をして欲しいという理由の方です。

お墓参り代行で行っているサービスは、お墓のお掃除が基本です。このサービスでの掃除は、墓地や墓石の掃除、周辺のゴミ拾い、花立てや香呂や線香皿の水洗い・拭き掃除、植木の剪定、草むしりが中心の一般的な掃除です。また、掃除が終わった後には、希望に合わせて生花やお線香などをお供えします。

お墓参り代行サービスでのお掃除は専門的な道具や技術を使って行うものではなく、一般的なお掃除ですので建立した当初のような綺麗な状態になるわけではありません。しかし、事情が合って自らの手で掃除することができない依頼者に代わってお墓のお掃除をしますので、お墓の劣化防止にはいいでしょう。また、定期的にお墓のお掃除をしてもらいたい人のために、年間契約でお墓のお掃除や管理をしてくれる業者もあります。

自分達に代わって大切なお墓をお掃除やお参りをしてもらうのですから、丁寧に取り組んでもらえるような業者を選びたいですよね。こういった業者を選ぶ時には、会社の規模よりもサービスを行うのにどのような心構えで取り組んでいるかを重視するようにしましょう。

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